3・11「大切な人を想う日」に 岩手県議会、条例制定の請願採択

岩手県議会定例会は27日の本会議で、東日本大震災が発生した3月11日を「県民の日『大切な人を想(おも)う日』」とし、条例制定を求める請願を全会一致で採択した。震災10年の節目を迎える2021年3月より前の制定を目指し、県議会総務委員会が中心.....
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 岩手県議会定例会は27日の本会議で、東日本大震災が発生した3月11日を「県民の日『大切な人を想(おも)う日』」とし、条例制定を求める請願を全会一致で採択した。震災10年の節目を迎える2021年3月より前の制定を目指し、県議会総務委員会が中心となって正式名称などを検討する。[br][br] 請願は県内各種団体の代表らが提出。「3月11日を全ての人に関係する日にすることで風化を防ぎ、あの日の悲しみと教訓を永遠に語り継ぐことを目指す」として、条例制定を求めていた。[br][br] 県議会の採択を受け、今後は請願を審査した総務委が条例制定の発議に向け動く。名称は現時点で仮称とする。[br][br] 県議会定例会はこのほか、19年度一般会計決算など認定15件、議案2件を原案通り認定、可決し、閉会した。