青森市長選、舌戦開始 小野寺氏と石田氏一騎打ち

任期満了に伴う青森市長選は25日告示され、無所属で再選を目指す小野寺晃彦氏(45)と、共産党公認で党東青地区常任委員の石田功氏(68)の2人が立候補を届け出た。新型コロナウイルス対応や、青森操車場跡地に整備予定の体育施設(アリーナ)の是非な.....
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 任期満了に伴う青森市長選は25日告示され、無所属で再選を目指す小野寺晃彦氏(45)と、共産党公認で党東青地区常任委員の石田功氏(68)の2人が立候補を届け出た。新型コロナウイルス対応や、青森操車場跡地に整備予定の体育施設(アリーナ)の是非など、現市政の継続か刷新かを焦点に舌戦を繰り広げる。投開票は11月1日。[br][br] 小野寺候補は同市東大野の選挙事務所前で第一声を行った。青森駅前再開発ビル「アウガ」や市役所新庁舎の整備、PCR検査態勢の構築など1期4年の実績をアピール。「秋冬の新型コロナの猛威に備え、医療体制をさらに充実させる。新型コロナへの処方箋を具体的に描くことができるリーダーこそが、今の青森市に必要だ」と力を込めた。自民党の江渡聡徳、津島淳の両衆院議員らが応援に駆け付けた。[br][br] 同市中央の「観光通り」で第一声を上げた石田候補は「アリーナ建設を凍結し新型コロナ対策に全力を挙げる」と訴えた。アリーナ関連の整備費用が約98億円を見込み、市民の負担になる―と説明し、「どれだけ借金を残すのか。見直すべき」と強調。「市民が主役の市政をつくる自信がある。住んでよかったと思える青森市にしたい」と声を張り上げた。応援演説では同党の高橋千鶴子衆院議員らがマイクを握った。[br][br] 市選管によると、24日現在の選挙人名簿登録者数は24万779人(男11万845人、女12万9934人)。