【新型コロナ】弘前クラスター関連新たに9人 初の3次感染確認

青森県は23日、弘前、五所川原、青森市の各保健所管内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれもクラスター(感染者集団)が発生した弘前市の飲食店関連で、一連の感染者数は125人。県内の累計は158人となった。新規の感染.....
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 青森県は23日、弘前、五所川原、青森市の各保健所管内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれもクラスター(感染者集団)が発生した弘前市の飲食店関連で、一連の感染者数は125人。県内の累計は158人となった。新規の感染者数は3日連続で一桁台となったが、3次感染が初めて確認されるなど、予断を許さない状況が続く。[br][br] 同日現在、入院者は52人。軽症者や無症状者向けの宿泊療養施設には17人が入所。自宅療養者は6人。入院などに向けた自宅待機中は34人。療養完了は13人。症状別では、新たに40代男性1人が人工肺「エクモ」を装着し、重症者が計3人。中等症は2人増えたが、1人が回復し計6人。[br][br] 新たに感染が判明したのは、同市鍛冶町のクラブ「縷(ル)・シャモン」、スナック「シャモン」を利用した男性1人。利用客との関係では同居人2人、従業員との関係では、知人の知人1人を初の3次感染と認定。現時点で従業員との接触は確認されてない。[br][br] クラスターが発生した弘愛会病院職員の男女各1人は再検査で陽性になった。学齢期ではない10代1人と学齢期の10歳未満1人は性別、行動歴を明らかにしていない。40代女性1人は行動歴を確認中としている。[br][br] 飲食店の感染者は計67人(従業員21人、県内利用客42人、県外利用客4人)。約180人としている利用客のうち、23日午後5時半現在、検査済みは87人(陽性41人、陰性46人)、検査中は16人、未着手は77人。[br][br] 県は利用客の人数について、「2店舗の名簿に重複があり、実数はもっと減る」と説明。未着手の77人は来店から10日以上になるため、「軽症や無症状が多い。感染予防を徹底して2次、3次感染を防いでほしい」と呼び掛けた。