十和田市と市教委は16日、2020年度の市褒賞、市民功労賞、文化に関する賞の受賞者を発表した。市褒賞は2人、市民功労賞は4人、文化功労賞は6人、文化奨励賞は1人。表彰式は11月5日。受賞者と功績の内容は次の通り。(年齢は11月5日時点)[br][br] 【市褒賞】[br] ▽沢目正俊さん(78)=市議を9期35年務め、議員定数削減の議会改革や円滑な議会運営に尽力し、地方自治の振興発展に貢献した。学校教育の充実や生活基盤整備にも取り組んだ。[br][br] ▽故竹島勝昭さん(享年76)=市議を11期40年務め、地方自治の振興発展に貢献。県消費者協会理事長、市名水保全対策協議会長として社会に寄与し、子どもの健全育成にも尽くした。[br][br] 【市民功労賞】[br] ▽角田弘信さん(69)=団長などを歴任し、46年にわたり、消防団の発展、防火体制の強化に貢献した。郷土芸能の分野でも活躍。[br][br] ▽佐藤やえさん(63)=三本木小学区で13年にわたり、世代間交流事業やあいさつ運動を行うなど、青少年の健全育成に貢献した。[br][br] ▽岩間惠美郎(えみお)さん(73)=十和田商工会議所副会頭として16年間、産業経済の振興発展に尽力。経済を担う人材育成にも努めた。[br][br] ▽和田幸子さん(74)=36年間学校医を務め、学校保健の充実と発展に貢献。小児科医として病児・病後児保育事業にも尽くした。[br][br] 【文化功労賞】[br] ▽滝沢鷹太郎(ようたろう)さん(76)=滝沢家に伝わる古文書などの貴重な資料を市に寄贈し、地域の歴史解明に大きく貢献した。八戸市在住。[br][br] ▽小笠原俊春さん(78)=長年にわたり、版画制作に取り組み、日本板画院展などで数多くの入選、入賞を果たしている。[br][br] ▽中野渡勝弘さん(68)=途絶えていた深持神楽の復興に奔走し、1977年に南部深持神楽保存会を再結成。組織発展に努めた。[br][br] ▽湯澤京子さん(80)=市茶道協会の発展に尽力。18年間、福祉施設でボランティア指導を行うなど、茶道文化の普及に貢献した。[br][br] ▽櫻田努さん(88)=みちのく吟詠会の発展に尽力。老人クラブなどの研修を通し、詩吟の魅力や奥深さを広く伝えている。[br][br] ▽鶴田秀夫さん(71)=南部駒踊米田保存会で長年、地域児童への指導を行い、伝統芸能の継承に貢献。2017年から同会会長。[br][br] 【文化奨励賞】[br] ▽木村奈生美さん(52)=県民文化祭文芸コンクール川柳部門で県知事賞。今後の活動にも期待できる。