市政継続か刷新か 青森市長選、告示まで1週間

青森市長選の告示まで1週間となり、街頭でそれぞれの公約を訴える小野寺晃彦氏(右)と石田功氏=同市内
青森市長選の告示まで1週間となり、街頭でそれぞれの公約を訴える小野寺晃彦氏(右)と石田功氏=同市内
任期満了に伴う青森市長選は、25日の告示まで1週間に迫った。これまでに再選を目指す現職の小野寺晃彦氏(45)=無所属=と、共産党公認の新人で党東青地区常任委員の石田功氏(68)が出馬を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。現市政の継続か、刷新.....
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 任期満了に伴う青森市長選は、25日の告示まで1週間に迫った。これまでに再選を目指す現職の小野寺晃彦氏(45)=無所属=と、共産党公認の新人で党東青地区常任委員の石田功氏(68)が出馬を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。現市政の継続か、刷新かが焦点となりそうだ。投開票は11月1日。[br][br] 小野寺氏は新型コロナウイルス対応やJR青森駅前再開発ビル「アウガ」への市役所主要窓口の移転など4年間の実績をアピール。2期目に向けた主な公約では、青森操車場跡地に広域避難所としての機能を備えた体育施設(アリーナ)の整備を推進する。[br][br] 16日には同市栄町の街頭に立ち、「新型コロナによるピンチをチャンスに変えて、青森市を強いまちにする」と力を込めた。[br][br] 石田氏は、青森民主商工会事務局長を務めた経験から、新型コロナで打撃を受けた中小事業者への給付金創設などを公約に掲げる。小野寺氏が進めるアリーナ建設に対しては「必要でない工事をやめて、新型コロナの対応に財源を回すべきだ」と訴える。[br][br] 告示の10日前に急きょ出馬を表明した石田氏は「(青森民主商工会の)人脈を生かし、幅広い層に訴えたい」と意気込む。青森市長選の告示まで1週間となり、街頭でそれぞれの公約を訴える小野寺晃彦氏(右)と石田功氏=同市内