地元食材でオリジナル料理競う 田子高文化祭で料理コンテスト

優勝した「秋のあまじょっぱいパン!」を持つ中村陽菜さん
優勝した「秋のあまじょっぱいパン!」を持つ中村陽菜さん
青森県立田子高(小野淳美校長)は11日、同校の文化祭の中で、料理コンテスト「個性爆発!! ~Our Staple Food~」を開催した。20人の生徒が5チームに分かれて地元食材を使ったオリジナル料理を披露し、郷土の食の魅力を再発見した。 .....
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 青森県立田子高(小野淳美校長)は11日、同校の文化祭の中で、料理コンテスト「個性爆発!! ~Our Staple Food~」を開催した。20人の生徒が5チームに分かれて地元食材を使ったオリジナル料理を披露し、郷土の食の魅力を再発見した。[br][br] 文化祭では毎年模擬店を開いているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。代わりのイベントとして生徒全員が参加するコンテストを企画した。[br][br] 料理は米、麺、パンの主食がテーマ。田子ニンニクを必ず使うほか、チームごとに田子牛やエゴマ、ガマズミなど使用する食材を指定した。[br][br] 生徒は9月から昼休みや放課後の時間を利用してレシピを検討。本番では、田子ニンニク料理推進協議会の佐藤剛大会長やPTA役員ら6人分の料理を手際よく調理した。[br][br] 優勝したのは、指定食材の栗などをカナッペ風に使った「秋の甘じょっぱいパン!!」を考案したチーム。代表の3年、中村陽菜さん(17)は「他のチームのレベルが高かったので、1位を取れてうれしい」と笑顔を見せた。[br][br] 佐藤会長は講評で「今回のアイデアを(新ご当地グルメの)田子ガーリックステーキごはんのメニューの参考にしたい」と述べた。 同校は来年度末での閉校が決まっている。生徒会でイベント企画を担当した3年、坂本実優さん(18)は「閉校で雰囲気が沈み、新型コロナで行事もできない中、生徒全員の思い出を作りたかった。みんなが楽しんでくれてよかった」と話した。優勝した「秋のあまじょっぱいパン!」を持つ中村陽菜さん