活動活性化へ自主防災組織が研修会/久慈市と岩手大

シンポジウムで意見を述べる自主防災会の関係者
シンポジウムで意見を述べる自主防災会の関係者
久慈市と岩手大地域防災研究センターはこのほど、市防災センターで、自主防災組織の研修会を開いた。市内の同組織役員ら約30人が参加し、事例発表やシンポジウムを通じ、共助の要として活動を活発化させるための方策を探った。 事例発表では、同市の東広美.....
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 久慈市と岩手大地域防災研究センターはこのほど、市防災センターで、自主防災組織の研修会を開いた。市内の同組織役員ら約30人が参加し、事例発表やシンポジウムを通じ、共助の要として活動を活発化させるための方策を探った。[br][br] 事例発表では、同市の東広美町自主防災会が、岩手県のモデル事業に参加して実施した通報訓練や意識調査を紹介。同会の晴山良一会長は「訓練で声掛けの効果を実感した。避難を迷っている人の背中を押すのは大事」と語った。[br][br] シンポジウムでは、自主防災会3団体の代表者と、同大地域防災研究センターの福留邦洋教授らが意見交換。後継者育成について、畑田沢里自主防災会の清川洋事務局長は「悩みの種。高齢者の訪問を続けながら、子や孫とも顔を合わせる機会をつくりたい」、新井田地区自主防災委員会の下新井田安夫事務局長は「昔の青年団のような組織があれば良いのだが」と語った。シンポジウムで意見を述べる自主防災会の関係者