【ヴァンラーレ八戸―今治】屈辱の5連敗 何度も好機、決定力欠く

【八戸―今治】前半24分、八戸はFW安藤翼(中央)がボレーシュートを放つ=11日、八戸市プライフーズスタジアム
【八戸―今治】前半24分、八戸はFW安藤翼(中央)がボレーシュートを放つ=11日、八戸市プライフーズスタジアム
第19節から葛野昌宏強化部長がチームの指揮を執り、崩壊していた守備の立て直しを図っている八戸。この試合も5バック気味の布陣で守りを固め、速攻から相手ゴールに何度も迫ったが、決め手を欠いて敗れ、屈辱の5連敗となった。 前半は細かくパスをつなぐ.....
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 第19節から葛野昌宏強化部長がチームの指揮を執り、崩壊していた守備の立て直しを図っている八戸。この試合も5バック気味の布陣で守りを固め、速攻から相手ゴールに何度も迫ったが、決め手を欠いて敗れ、屈辱の5連敗となった。[br][br] 前半は細かくパスをつなぐ、これまでの攻撃の組み立て方から一転、ロングパスを多用しながら相手陣内を脅かした。何度も好機を演出し、優位に試合を進めていたが、相手の一発のカウンター攻撃から試合模様はガラリと変わった。[br][br] 前半44分、相手のクロスを防ごうと、DF河津良一が滑り込んだところ、ボールが手に当たり、ハンドの判定。不運な形のPKで先制点を奪われたが、近石哲平主将は「裏のスペースをほかのDF2人がカバリングできていれば、対応できたはずだ」と反省を忘れなかった。[br][br] 後半も前半同様の攻め方で好機を作ったが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。トータルのシュート数は八戸11、今治4。FW安藤は「攻撃の形は良かったが、決定機をものにできなかったのが敗因」とうなだれだ。[br][br] 競った試合で勝利をつかむためには、決定力の向上が急務だ。安藤は「実戦を想定した厳しい練習に、これまで以上に取り組まないとダメだ。勝利のため、シュート一本一本に集中していく」と前を見据えた。【八戸―今治】前半24分、八戸はFW安藤翼(中央)がボレーシュートを放つ=11日、八戸市プライフーズスタジアム