久慈港湾口防波堤見学会 市民理解深める

船上から久慈港湾口防波堤を見学する市民
船上から久慈港湾口防波堤を見学する市民
久慈市と国交省釜石港湾事務所などは6日、国が建設を進める久慈港湾口防波堤の見学会を開いた。市民72人が船に乗って見学し、巨大な防波堤の役割や整備状況に理解を深め、2028年度の完成に期待感を高めた。 見学会は3回に分けて開かれ、各回24人ず.....
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 久慈市と国交省釜石港湾事務所などは6日、国が建設を進める久慈港湾口防波堤の見学会を開いた。市民72人が船に乗って見学し、巨大な防波堤の役割や整備状況に理解を深め、2028年度の完成に期待感を高めた。 見学会は3回に分けて開かれ、各回24人ずつが参加した。市によると、定員を上回る100人以上の応募があった。[br][br] 参加者は久慈港から同事務所の船「くろがね」で出発。洋上を約1時間かけて巡り、重さ6300トンにもなるケーソンを造るドックのほか、16年に完成した南堤、整備中の北堤を見学した。[br][br] 防波堤の内側から外側に出た際には、船上での揺れが大きくなり、波が穏やかになる防波堤の効果も体感していた。[br][br] 久慈港湾口防波堤は全長3800メートルで、国が1990年度から整備を進める。総事業費は1200億円。全体の約7割に当たる2605メートルが完成している。船上から久慈港湾口防波堤を見学する市民