八戸三社大祭の馬暴走事故和解/重傷女性と神社側

2014年8月、八戸三社大祭で神社行列の馬が暴走し、八戸市内の女性=当時(37)=に重傷を負わせた事故で、同市のおがみ神社は2日、女性と和解したと発表した。 同神社によると、女性や盛岡市の馬主らと和解合意書を今年9月3日に交わし、同28日に.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 2014年8月、八戸三社大祭で神社行列の馬が暴走し、八戸市内の女性=当時(37)=に重傷を負わせた事故で、同市のおがみ神社は2日、女性と和解したと発表した。[br][br] 同神社によると、女性や盛岡市の馬主らと和解合意書を今年9月3日に交わし、同28日に交通事故算定基準に基づく賠償金を一括で支払ったという。金額は明らかにしていない。[br][br] 同神社の坂本博史権禰宜(ごんねぎ)は「6年もの長い時間がかかってしまい、被害女性には申し訳なく思う。合意ができて安心している」と話した。[br][br] 事故は14年8月3日午後6時ごろ、同市内丸1丁目の市庁前の歩道付近で発生。祭りの神輿(みこし)を乗せた牛車をけん引する馬が突然暴れだし、牛車が歩道上にいた女性にぶつかった。女性は左鎖骨骨折の重傷を負った。馬の手綱を握っていた馬主の男性は15年5月、注意義務を怠ったとして業務上過失傷害の疑いで青森地検八戸支部に書類送検されたが、不起訴処分になっていた。