国に追随、むつ市も「はんこレス化」推進へ

要綱の用語改正で職員50人のはんこが押された伺書の複製(むつ市提供)
要綱の用語改正で職員50人のはんこが押された伺書の複製(むつ市提供)
むつ市の宮下宗一郎市長は1日の定例記者会見で、市民の各種申請書類や市役所内の内部書類について、押印をなくするなどの「はんこレス化」を進める考えを示した。書類の精査と検討を進め、2021年度から順次廃止して効率化を目指す。 市民が提出する各種.....
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 むつ市の宮下宗一郎市長は1日の定例記者会見で、市民の各種申請書類や市役所内の内部書類について、押印をなくするなどの「はんこレス化」を進める考えを示した。書類の精査と検討を進め、2021年度から順次廃止して効率化を目指す。[br][br] 市民が提出する各種申請書類については、国や県の法令で義務付けられている書類を除いて全廃する方向。市役所内の各種事務・事業決裁などの押印については効率的な方法を検討する。[br][br] 宮下市長は要綱の用語改正で職員50人のはんこが押された内部文書を例示。「非効率を改めることは行政に重要。(はんこを押す)権限を整理して、はんこではない形でできるようにしていければ」と語った。[br][br] 行政文書のはんこについては、国も廃止の方向で動きを進めている。[br][br] この日の会見では、新型コロナウイルス感染症対策に当たるため、4月に設置した「市感染症危機突破プロジェクトチーム」を9月30日付で解消したことも発表した。[br][br] 1日から経済対策は経済部各課で、感染症対策は予防・医療課内に新設した感染症対策室で、雇用対策は産業雇用政策課内に新設した緊急雇用対策室でそれぞれ業務に当たっている。要綱の用語改正で職員50人のはんこが押された伺書の複製(むつ市提供)