秋の夜長に柔らかな光 1日は中秋の名月

ひろのまきば天文台の天体観測用ドームから望む月=30日午後5時半ごろ、洋野町
ひろのまきば天文台の天体観測用ドームから望む月=30日午後5時半ごろ、洋野町
1日は、旧暦の8月15日に当たる中秋。この日の月は1年で最も美しいとされ「中秋の名月」と呼ばれる。洋野町の「ひろのまきば天文台」では30日、“本番”に向けて丸みを増した月が顔を出し、秋の夜長を柔らかに照らした。 同天文台の阿部俊夫台長(78.....
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 1日は、旧暦の8月15日に当たる中秋。この日の月は1年で最も美しいとされ「中秋の名月」と呼ばれる。洋野町の「ひろのまきば天文台」では30日、“本番”に向けて丸みを増した月が顔を出し、秋の夜長を柔らかに照らした。[br][br] 同天文台の阿部俊夫台長(78)によると、満月になるのは2日。月はやや楕円(だえん)形の軌道上を動くため、中秋の名月と満月がずれることがあるという。来年以降の3年間は、中秋の名月が満月になる。[br][br] 30日は午後5時すぎ、月が東の空に姿を現し、徐々に上昇。空が暗くなるにつれ、月明かりが一面に広がった。阿部台長は「中秋の名月は秋の収穫を祈る日。月見をしながら大自然の恵みを感じてほしい」と話した。ひろのまきば天文台の天体観測用ドームから望む月=30日午後5時半ごろ、洋野町