五戸まつりのミニ山車制作 特養展示、雰囲気楽しむ

お祭りムードを演出している荒町自治会のミニチュア山車
お祭りムードを演出している荒町自治会のミニチュア山車
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になった五戸まつりの雰囲気を味わってもらおうと、五戸町の荒町自治会(根森隆雄会長)がミニチュア山車を制作し、20日から同町の特別養護老人ホーム「ハピネス五戸」で展示している。サイズは小さいものの、迫力.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になった五戸まつりの雰囲気を味わってもらおうと、五戸町の荒町自治会(根森隆雄会長)がミニチュア山車を制作し、20日から同町の特別養護老人ホーム「ハピネス五戸」で展示している。サイズは小さいものの、迫力や精巧さは、まつりの山車に引けを取らない力作で、入所者らが例年と一味違ったお祭りムードを楽しんでいる。[br] 同自治会の山車の制作責任者である奥山宏樹さん(30)の父明徳さん(57)が、同施設に勤めている縁もあり、奥山さんや運行責任者の三村敬裕さん(36)らが展示用の山車制作を企画。7月末ごろから作業を始め、約1カ月半かけて完成させた。[br] 「南総里見八犬伝」が題材で、人形は以前、同自治会の山車で使用していた物を“リメーク”。サイズは高さ約2・5メートル、幅約1・4メートルと、例年の山車の10分の1程度だが、仕掛けも取り付け、まつりの山車に近づけた。[br] 19日夜に自治会のメンバーが同施設にミニチュア山車を搬入。20日に入所者にお披露目され、1週間ほど展示する予定だ。[br] 同施設の石渡敦志施設長は「入所者の中には、まつりを毎年楽しみにしている人も多いのでありがたい」と感謝。奥山さんは「五戸まつりは中止になったが、山車の迫力などを楽しんでもらえれば」と話していた。お祭りムードを演出している荒町自治会のミニチュア山車