【菅内閣発足】与党「政権継承」を歓迎、野党は「論功行賞」批判

再任や閣僚経験者の登用が目立った菅義偉新内閣が発足した16日、青森県内の与党関係者は「安倍政権の継承を裏付けた」と歓迎した。一方、野党関係者は「自民党総裁選で支持した派閥への論功行賞」「仲良しグループだ」と一斉に批判した。 自民県連の江渡聡.....
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 再任や閣僚経験者の登用が目立った菅義偉新内閣が発足した16日、青森県内の与党関係者は「安倍政権の継承を裏付けた」と歓迎した。一方、野党関係者は「自民党総裁選で支持した派閥への論功行賞」「仲良しグループだ」と一斉に批判した。[br] 自民県連の江渡聡徳会長は「前政権で解決できなかった課題もある。野党と議論を重ね、より良い方向性を打ち出してほしい」と期待を寄せた。[br] 公明党県本部の伊吹信一代表は「再任が多いのは、新型コロナウイルス対策で継続して取り組まなければならない課題が多いからだろう」と理解を示した。[br] 新たな野党第一党となった立憲民主党の田名部匡代参院議員は「長期政権だったからこそ出てきた問題をどう総括するか。正すべきは正し、国民のために働く内閣という思いで当たってほしい」と注文を付けた。[br] 共産党の高橋千鶴子衆院議員は、菅氏が総裁選で訴えた自助や共助といったフレーズに加え、担当相が置かれた行政改革やデジタル改革という政策分野を重ね合わせ、「小さな政府が見えてくる」と警戒した。[br] 社民党県連の齋藤憲雄幹事長は派閥重視、能力軽視の内閣―と指摘。「出来レースの印象を受ける」と厳しく批判した。