地域の将来像考えるワークショップ 南部・名川中/「なんぶねっと」

後藤欣司さん(左)からアドバイスを受けながら、地域活性化策を話し合う生徒
後藤欣司さん(左)からアドバイスを受けながら、地域活性化策を話し合う生徒
南部町のNPO法人「なんぶねっと」(四戸泰明理事長)は本年度、町立名川中の3年生を対象に、自分自身と地域の可能性を探るワークショップを実施している。総合的学習の中で地域活性化に尽力する先輩たちを講師に招き、自分たちができるまちづくりのアイデ.....
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南部町のNPO法人「なんぶねっと」(四戸泰明理事長)は本年度、町立名川中の3年生を対象に、自分自身と地域の可能性を探るワークショップを実施している。総合的学習の中で地域活性化に尽力する先輩たちを講師に招き、自分たちができるまちづくりのアイデアを発掘。結果を10月の文化祭で発表する予定で、四戸理事長は「地域でどう生きていくかを先輩から学び、将来の道しるべにしてくれたら」と力を込める。[br] 今回の企画は青森県の「2020年度命を大切にする心を育む地域との絆づくり応援事業」の一環。同校の3年生12人は、2グループに分かれて9、10月に計3回のワークショップに取り組む。[br] 初回の8日は、新聞販売店やホームページ制作などの事業を手掛ける「モディ」(同町)の後藤欣司社長(33)が講師を担当。15、16年に同町で開催したランイベント「カラーフルーツラン(カラフルラン)」について、「初めてやることは苦労もあるが、面白い」と振り返り、「君たちには挑戦する権利がある。やってみることが大事だ」と呼び掛けた。[br] 生徒は地域活性化策として、「自然を活用したサバイバルゲームを企画」「特産のリンゴを使ったB級グルメの開発」などを発表。舘幸希さん(14)は「地域を元気にするには、まず動いてみることが大事だと分かった。これから、いろいろなことに挑戦してみたい」と話した。後藤欣司さん(左)からアドバイスを受けながら、地域活性化策を話し合う生徒