「防災を科学する」八工大が城下小で防災教室

津波の速度を測る実験をする児童
津波の速度を測る実験をする児童
八戸工業大(坂本禎智学長)は10日、八戸市立城下小(堰合雅弘校長)で「自然災害と防災を科学する」をテーマとした防災教室を開き、津波の速度を測る実験などを通して、児童に自然災害の恐ろしさを伝えた。 この日は、同大工学部土木建築工学科の加藤雅也.....
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 八戸工業大(坂本禎智学長)は10日、八戸市立城下小(堰合雅弘校長)で「自然災害と防災を科学する」をテーマとした防災教室を開き、津波の速度を測る実験などを通して、児童に自然災害の恐ろしさを伝えた。[br] この日は、同大工学部土木建築工学科の加藤雅也教授と学生3人が、5年生46人に授業を行った。[br] 前半は、津波発生のメカニズムや津波から身を守るために必要な行動などについて説明。後半は、実験用の水槽と波を作る装置を使用して津波を発生させ、ストップウオッチで波の速さを計測することで、水深と速度の関連性を調べた。[br] 授業を聞いた畑中梨音(りの)さん(10)は「津波は思っていたよりもスピードが速いと分かったので、警報が聞こえたらすぐに逃げないといけないと思った」と話していた。津波の速度を測る実験をする児童