トンボつかまえたよ 一本木沢ビオトープ/十和田

手に取ったトンボをじっくり観察する子ども(右)
手に取ったトンボをじっくり観察する子ども(右)
十和田市相坂の一本木沢ビオトープに生息する生物に触れ合い、自然環境の大切さについて学ぶイベント「親自然体験2020」の自然観察会が5日、現地などで開かれた。子どもたちはビオトープ内の草むらや水辺近くを散策し、昆虫採集を楽しんだ。 十和田市の.....
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十和田市相坂の一本木沢ビオトープに生息する生物に触れ合い、自然環境の大切さについて学ぶイベント「親自然体験2020」の自然観察会が5日、現地などで開かれた。子どもたちはビオトープ内の草むらや水辺近くを散策し、昆虫採集を楽しんだ。[br] 十和田市の町内会や小中高校、北里大などでつくる「一本木沢ビオトープ協議会」(佐藤幸一会長)の主催。[br] この日のテーマは「トンボ」。北里大獣医学部生物環境科学科の柿野亘講師は、上手く捕らえるための虫取り網の使い方を伝授。子どもたちは素早く飛び回るトンボを追いかけ、昆虫採集に熱中した。[br] 現地での活動を終えると、市東コミュニティセンターで学習会を開いた。柿野講師は子どもたちが発見したさまざまなトンボを例に、体の特徴や羽の動かし方、幼虫のヤゴなどについて分かりやすく紹介した。最後に、子どもたちは捕まえた個体をスケッチし、体の模様や目の付き方などを観察した。[br] 市立三本木小3年の千葉昭太朗くん(8)は「他の虫も好きだけど、トンボはかっこいいな」と笑顔。市立東小2年生の鎌田島帆(とうほ)くん(7)は「自分の網でトンボが取れてうれしい。(観察すると)いろんな色の模様があって面白い」と興味深そうに眺めた。手に取ったトンボをじっくり観察する子ども(右)