小中学校に端末1万6000台整備へ/八戸市議会一般質問

八戸市議会は7日、本会議を再開し、一般質問に入った。国が教育現場の情報通信技術(ICT)化を進める「GIGAスクール構想」について伊藤博章教育長は、市では、学習ツールが豊富に搭載された端末「Chromebook(クロームブック)」を1万66.....
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 八戸市議会は7日、本会議を再開し、一般質問に入った。国が教育現場の情報通信技術(ICT)化を進める「GIGAスクール構想」について伊藤博章教育長は、市では、学習ツールが豊富に搭載された端末「Chromebook(クロームブック)」を1万6698台整備する方針を明らかにした。[br] 同構想を巡り、政府は昨年12月、全国一律でのICT環境の整備を目指すとし、児童、生徒にパソコンやタブレット端末を1人1台ずつ導入する考えを打ち出した。学校では、高速大容量ネットワーク環境の整備を推進する。[br] 市内公立小中学校などでの進捗(しんちょく)状況について、伊藤教育長は、8月下旬に第一弾として310台の端末が市の総合教育センターに導入され、残りも11月末までに順次、納品されると説明。[br] 高速大容量ネットワークの整備に関しては、8月末までに全学校で現地調査が完了しており、来年1月末には市内全ての児童、生徒が同時に端末を利用できる通信環境が整うとの見通しを示した。[br] 一方、この日の一般質問では、今年4月に閉館した旧八戸シーガルビューホテルの利活用方針について、小林眞市長が設備の老朽化への対応や補助金の活用などを庁内で模索している―と強調。「早期の再開の可能性について検討していく」と述べた。