村の将来を議論 中学生が村議とワークショップ/村総合開発計画へ反映も

村の現状について意見を出し合う中学生と村議
村の現状について意見を出し合う中学生と村議
新郷村は1日、第6次村総合開発計画(2021~30年度)に若者のアイデアを反映させようと、村内の中学生と村議会議員によるワークショップを開いた。中学生が村の将来の在り方について真剣に考え、村議と率直な意見を交わした。 同計画は、人口減少対策.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新郷村は1日、第6次村総合開発計画(2021~30年度)に若者のアイデアを反映させようと、村内の中学生と村議会議員によるワークショップを開いた。中学生が村の将来の在り方について真剣に考え、村議と率直な意見を交わした。[br] 同計画は、人口減少対策や産業振興策など今後の村づくりの指針となるもので、村は本年度中の策定を目指している。[br] 村都市農村交流センター「美郷館」で開かれたワークショップには、村立新郷中と野沢中の生徒計28人と村議8人が参加。生徒と村議が一緒になって6つのグループに分かれ、村の長所や短所を議論した。[br] 参加者は「観光資源や特産品が多い」「店や施設が少ない」など村の現状についての意見を発表。「日本一災害のない自然豊かな新郷村」といった村のキャッチフレーズも考案した。[br] 野沢中3年の田島未舞(みむ)さん(15)は「議員や他校の生徒の話を聞くことができる貴重な機会だった。災害の少なさなど、村のいいところに改めて気付いた」と笑顔。[br] 福山惠一郎議長は、「しっかりとした考えを持った中学生が多く、大変勉強になった。10年先を見据え、子どもたちの意見を計画に取り入れたい」と話した。村の現状について意見を出し合う中学生と村議