第42期北奥羽囲碁名人戦 嶋脇九段(八戸)が新名人に

本戦初出場で名人位を獲得した嶋脇雄一郎九段(左)=30日、八戸市のデーリー東北ホール
本戦初出場で名人位を獲得した嶋脇雄一郎九段(左)=30日、八戸市のデーリー東北ホール
第42期北奥羽囲碁名人戦(デーリー東北新聞社主催)は30日、八戸市のデーリー東北ホールで本戦が行われた。決勝は嶋脇雄一郎九段(八戸市)が根市貴之八段(同)を破り、本戦初出場で新名人に輝いた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今期は本戦の.....
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第42期北奥羽囲碁名人戦(デーリー東北新聞社主催)は30日、八戸市のデーリー東北ホールで本戦が行われた。決勝は嶋脇雄一郎九段(八戸市)が根市貴之八段(同)を破り、本戦初出場で新名人に輝いた。[br] 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今期は本戦のみの開催とし、1日制のトーナメント戦で行われた。途中で敗退した選手は順位決定戦に回った。[br] 出場選手は、シードの小林公郎名人(久慈市)、東山惠慈準名人(十和田市)に、日本棋院の各支部とおいらせ囲碁クラブによる推薦者6人を加えた計8人。[br] 30代同士のフレッシュな顔合わせとなった決勝は、嶋脇九段、根市八段共に持ち味を発揮した大熱戦となったが、嶋脇九段が冷静な打ち回しで抜け出し、押し切った。両者には、来期のシード権が与えられる。[br] 頂点に立った嶋脇九段は「初戦の東山準名人との一戦を乗り切れたのが大きかった。来期も優勝を目指したい」と語った。[br] 嶋脇九段は後日、みちのく最高位戦(陸奥新報社主催)の優勝者と、八戸市内で特別対局を行う予定。[br] 結果は次の通り。[br] (1)嶋脇雄一郎九段(八戸市)(2)根市貴之八段(同)(3)小林公郎名人(久慈市)(4)山田凱寅(かつのぶ)八段(八戸市)(5)東山惠慈準名人(十和田市)(6)梅津義博八段(三沢市)(7)中原浩一・八段(十和田市)(8)袴田征男七段(おいらせ町)本戦初出場で名人位を獲得した嶋脇雄一郎九段(左)=30日、八戸市のデーリー東北ホール