菜の花トラストが種まき 順調な成長願い作業/横浜町

隙間ができないように畑に種をまく参加者
隙間ができないように畑に種をまく参加者
菜の花の栽培と菜種油の加工を手掛けるむつ市のNPO法人「菜の花トラスト」(宮茂理事長)は29日、横浜町浜田の畑で種まきを行い、参加者が順調な成長を願いながら、作業に汗を流した。 同法人の会員ら10人が参加。機械を使わずに、昔ながらの手法で作.....
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 菜の花の栽培と菜種油の加工を手掛けるむつ市のNPO法人「菜の花トラスト」(宮茂理事長)は29日、横浜町浜田の畑で種まきを行い、参加者が順調な成長を願いながら、作業に汗を流した。[br] 同法人の会員ら10人が参加。機械を使わずに、昔ながらの手法で作業を体験した。[br] 参加者は最初にくわや「モッタ」という農機具で畑の一部に生えていた雑草などを除去。この後、バケツいっぱいに入れた種と有機肥料を、27アールの畑に隙間ができないようにまいた。[br] 最後は、松の枝を棒にくくりつけた「松ハロー」と呼ばれる機材を、数人で引っ張って覆土する作業を実施。太陽が照り付ける中、畑を何度も往復した。[br] 初めて参加したという同市の主婦荒川良子さん(50)は、「畑に種を均等にまくのが意外と大変だった。でも、自分のまいた種が黄色い花になって、そして菜種として油を絞れるようになるのが本当に楽しみ」と笑顔を見せた。[br] 菜の花は来年5月ごろに見頃を迎える見通し。隙間ができないように畑に種をまく参加者