三沢飛行場第2滑走路整備に向け課題整理/東北防衛局と市

東北防衛局と三沢市は28日までに、市が国などに求めている三沢飛行場(三沢空港)の第2滑走路整備に向け、課題を整理する研究チームを設置した。設置は27日付。実現可能性を探ることを目的に今後、事務レベルで課題の洗い出しを進める方針。 市などによ.....
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 東北防衛局と三沢市は28日までに、市が国などに求めている三沢飛行場(三沢空港)の第2滑走路整備に向け、課題を整理する研究チームを設置した。設置は27日付。実現可能性を探ることを目的に今後、事務レベルで課題の洗い出しを進める方針。[br] 市などによると、チームは同局の吹谷直彦地方調整課長、市の岡部章典基地渉外課長をチーム長とし、それぞれの課長級以下の職員で組織。▽第2滑走路整備のための課題▽課題への対応策▽その他、地域振興策も含めた三沢飛行場の在り方に関する事項―の三つの研究事項を定めた。[br] 今後は必要に応じて共同で研究を進めることとしており、現時点で期限は設けていない。[br] 市は1990年度から、第2滑走路の早期整備を関係機関に要望している。国は2002年度から建設のため調査してきたが、09年度までに「緊急性は見当たらない」との方向性を示した。当時、整備の総事業費は約210億円と試算されたが、三沢基地にはその後複数のシェルターなどが建設され、状況も変わっている。