【新型コロナ】五所川原管内で男女2人感染 8月中旬、関西に滞在

青森県と防衛省航空幕僚監部は27日、五所川原保健所管内に居住する航空自衛隊車力分屯基地(つがる市)の30代男性自衛隊員と、同居する40代女性=職業非公表=の2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者は計35人。2人は関西.....
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青森県と防衛省航空幕僚監部は27日、五所川原保健所管内に居住する航空自衛隊車力分屯基地(つがる市)の30代男性自衛隊員と、同居する40代女性=職業非公表=の2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者は計35人。2人は関西地方の滞在歴があり、県は「関西で感染した可能性が高い」と見ている。濃厚接触者は女性の知人1人で、今後PCR検査を実施する。[br] 県と空幕によると、2人は14~19日、休暇を利用し、一緒に関西に滞在。飛行機を使って関西に移動し、マスクは常に装着していたという。[br] 男性は21日に発熱したが、24、25日の日中は平熱となり職場に出勤。26日に手足にしびれを感じたため、医療機関と帰国者・接触者外来を受診し、抗原検査で陽性が確認された。27日に県環境保健センターで行ったPCR検査も陽性だった。[br] 女性は男性の抗原検査の結果を受け、26日に同外来を受診し、同センターのPCR検査で27日に陽性が確認された。濃厚接触者の知人とは県内で接触したという。[br] 男性は軽症、女性は無症状だが、同保健所管内の医療機関に入院。同基地には隊員約300人が勤務しているが、27日現在、発熱やせきなどの症状がある隊員はいない。[br] 県は関西で感染したと見ているが、有賀玲子健康福祉部長は「不特定多数の人がいる場所にいたとは聞いていない」とした。[br] 今回、県は女性の職業を非公表とした理由について、「本人の希望を踏まえ、感染拡大防止に影響がないため」と説明している。