【新型コロナ】久慈の50代女性、家庭内感染の可能性 同居家族5人は全員陰性

岩手県は24日、新型コロナウイルスの感染が確認された久慈市の50代女性会社員の感染経路について、先に感染した20代女性会社員とその娘からの家庭内感染である可能性が高い、との見方を示した。濃厚接触者は既に退院した20代女性と娘を含む同居家族5.....
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 岩手県は24日、新型コロナウイルスの感染が確認された久慈市の50代女性会社員の感染経路について、先に感染した20代女性会社員とその娘からの家庭内感染である可能性が高い、との見方を示した。濃厚接触者は既に退院した20代女性と娘を含む同居家族5人で、同日実施したPCR検査の結果は全員陰性だった。50代女性は保健所の健康観察の対象者で、家族以外との接触は現時点で確認されていない。[br] 県によると、50代女性は6日に20代女性と濃厚接触があり、8日は娘の入院に付き添った。14日に娘、16日に20代女性が退院した際、自家用車で病院まで迎えに行ったが、駐車場で待機しており、病院には入っていない。[br] 20代女性の感染が判明した6日以降、50代女性はほかの家族と共に健康観察の対象となり、仕事を控えてほとんど自宅にいた。21日に喉の違和感の症状が出始め、22日は悪寒を感じたため、23日に帰国者・接触者外来を受診。抗原検査でウイルスが検出され、感染症指定医療機関へ入院した。重症ではないという。[br] 県は7日に、20代女性の濃厚接触者として50代女性や娘ら同居家族5人のPCR検査を実施。娘からは陽性反応が出たものの、50代女性とほかの家族3人は陰性だった。[br] 20代女性は、娘を連れて関東地方から訪れた友人と行動を共にし、感染が確認された。後に友人の感染も判明している。[br] 感染が判明した50代女性について、日本郵便は24日、久慈郵便局で集荷を担当する社員と明らかにした。6日以降は出勤しておらず、局内に濃厚接触者がいないことから、局内を消毒した上で通常通り業務を行っている。