堀口中生徒が車いすバスケ体験 ユニバーサルマナー教室も/三沢

車いすバスケットボールを楽しむ生徒
車いすバスケットボールを楽しむ生徒
三沢市立堀口中(傳法公彦校長)の2年生144人が20日、同校体育館で車いすバスケットボール競技を体験し、誰でも参加できるパラスポーツの魅力を学ぶとともに、障害の有無を問わず、誰もが安心して暮らせる「共生社会」について考えた。 市が「オリンピ.....
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三沢市立堀口中(傳法公彦校長)の2年生144人が20日、同校体育館で車いすバスケットボール競技を体験し、誰でも参加できるパラスポーツの魅力を学ぶとともに、障害の有無を問わず、誰もが安心して暮らせる「共生社会」について考えた。[br] 市が「オリンピック・パラリンピック関連事業」として本年度から始めた、出張パラスポーツ体験事業の一環。[br] 2年2組の授業では、市職員4人が講師を担当。生徒36人は、よく見る介助用車いすと競技用との違いについて説明を受けた後、前後進やターンといった操作の基本を学んだ。[br] 動かし方を身に付けた後はミニゲームに挑戦。パスを取り逃したり、シュートがゴールに届かなかったりと思い通りにプレーできず苦戦しながらも、ゲームを楽しみ、競技の魅力を満喫した。[br] 山本夏実さん(14)は「操作が大変だったが、班のみんなと協力してプレーできた」と充実した表情を見せ、「障害の有無にかかわらず、たくさんの人ができるのがパラスポーツの魅力だと思う。機会があったらまた挑戦したい」と話した。[br] 同校では19日、自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解の下で行動する「ユニバーサルマナー」について学ぶ教室も開かれた。視覚障害の視点から全国で講演活動を行う原口淳さんが、青森県外からオンラインで講師を担当。2、3年生計269人が、社会の多様な人々との向き合い方への理解を深めた。車いすバスケットボールを楽しむ生徒