部活動の後輩に感謝とエール 下長中で「感謝と継承の儀」

三浦一純校長(左)に誓いの言葉を述べる佐々木竜希さん(中央)と平脇綾乃さん
三浦一純校長(左)に誓いの言葉を述べる佐々木竜希さん(中央)と平脇綾乃さん
八戸市立下長中(三浦一純校長)で18日、部活動を引退する3年生から下級生に思いを伝える「感謝と継承の儀」が行われた。各部の最上級生が、共に汗を流した後輩たちに感謝を伝えながら、来年の活躍を願って熱いエールを送った。 新型コロナウイルス感染拡.....
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 八戸市立下長中(三浦一純校長)で18日、部活動を引退する3年生から下級生に思いを伝える「感謝と継承の儀」が行われた。各部の最上級生が、共に汗を流した後輩たちに感謝を伝えながら、来年の活躍を願って熱いエールを送った。[br] 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同市では中学校体育大会夏季大会が中止になった。運動部の生徒たちは、練習の成果を披露する場もないまま、1学期をもって引退することになった。また、文化部の生徒たちもコンクールが中止になるなど、我慢を強いられた。そんな3年生の生徒たちに、3年間の取り組みを振り返るとともに、下級生への感謝を伝える節目の場を設けたいと、今回初めて企画された。[br] 式では、20の部活動の3年生が順に登場し、下級生に「付いてきてくれてありがとう」などと感謝を述べながら激励。男子バスケットボール部の佐々木竜希さん(15)と水泳部の平脇綾乃さん(14)が「部活と仲間に強い絆と誇りを持ち、どんな困難にも全力で挑戦し続ける」と誓いの言葉を述べた。[br] その後、部長会部長の速応健聖さん(15)が「お世話になった方々に感謝し、後輩に思いを託す。3年間で培った経験を今後に生かしたい」とあいさつ。1、2年生が「3年生の思いを引き継ぎ頑張ります」と力強く応えた。三浦一純校長(左)に誓いの言葉を述べる佐々木竜希さん(中央)と平脇綾乃さん