青森県、月内にいじめ調査部会初会合/野辺地西高の男子自殺 

2019年に自殺した八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=の遺族が、学校でのいじめが認められないとした第三者委員会の調査報告書に反発し、青森県に再調査を求めていた問題で、県は21日、県青少年健全育成審議会いじめ調査部会の意見を踏ま.....
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 2019年に自殺した八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=の遺族が、学校でのいじめが認められないとした第三者委員会の調査報告書に反発し、青森県に再調査を求めていた問題で、県は21日、県青少年健全育成審議会いじめ調査部会の意見を踏まえ、再調査の実施を検討する方針を明らかにした。調査部会の初会合は8月中に開催する。[br] 男子生徒は19年1月に東通村の自宅で自殺。両親が原因として学校でのいじめの可能性を主張したため、同校を運営する学校法人光星学院が第三者委員会を設置し、約1年かけて調査を実施した。[br] 遺族側はいじめを認定しなかった調査報告書に「納得できない」として、再調査を求める意見書を法人側へ提出。法人側は今年8月、調査報告書と遺族の意見書を県に提出した。[br] 再調査の実施は調査部会の意見を踏まえ、最終的に三村申吾知事が判断する。県青少年・男女共同参画課によると、調査部会は複数回開く予定で、判断の時期は未定としている。