第14回池田修一杯将棋大会(日本将棋連盟八戸支部主催)が10日、八戸市のデーリー東北新聞社で開かれた。青森県南、岩手県北地方から51人が参加し、5クラスに分かれて熱戦を繰り広げた結果、最高位クラスの池田修一杯は伊東恒紀五段(八戸市)が制した。[br] 本大会は北奥羽地方の将棋普及に尽力した、八戸市出身のプロ棋士故池田修一・七段の功績を後世に伝えることを目的に開催している。[br] 開会式では、日本将棋連盟八戸支部の松倉直也幹事長が、東京都内で現役時代の池田七段が対局している様子を観戦したエピソードを披露。「八戸で会う先生のイメージとは違う迫力があった」と語った。[br] 結果は次の通り。[br][br] ▽池田修一杯 (1)伊東恒紀五段(八戸市)(2)河村和男四段(同)(3)松倉直也四段(同)[br][br] ▽三段以下戦 (1)渡邉雄星二段(六ケ所村)(2)遠山寿弥初段(八戸市、八戸北高2年)(3)尾崎旭初段(同、同高2年)[br][br] ▽初段位獲得戦 (1)菊地雄亮1級(八戸市)=初段へ(2)今良太1級(むつ市)(3)類家信明1級(八戸市)、田茂宗一郎1級(おいらせ町、木内々小6年)[br][br] ▽シニアの部 (1)佐藤敏樹四段(六戸町)(2)城前隆三段(八戸市)(3)川村孝男三段(同)、田澤博三段(むつ市)[br][br] ▽ジュニアの部 (1)新堂勇海8級(三沢市、岡三沢小6年)(2)寺沢賢青8級(十和田市、南小3年)(3)泉谷和花(のどか)8級(八戸市、長者小3年)