【新型コロナ】帰省中の60代男性陽性/上十三管内 関東地方で感染か

青森県は14日、上十三保健所管内で、関東地方在住の60代男性会社員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内出身で帰省中だった。関東地方で感染したとみられる。感染者は県内で33人目。同保健所管内では5月7日以来の感染確認となった。濃.....
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 青森県は14日、上十三保健所管内で、関東地方在住の60代男性会社員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内出身で帰省中だった。関東地方で感染したとみられる。感染者は県内で33人目。同保健所管内では5月7日以来の感染確認となった。濃厚接触者は県内に住む同居人1人で、今後PCR検査を実施する。[br] 県によると、男性は仕事のため関東地方に在住。今月7日、上十三保健所管内の自宅に帰省した。11日になって発熱の症状が出て13日に帰国者・接触者外来を受診。14日、県環境保健センターで行ったPCR検査の結果、陽性が判明した。[br] 7月30日に関東地方で接触した同僚が今月8日、PCR検査で陽性が確認された。男性は同僚の濃厚接触者で、13日に関東地方の保健所から県に連絡が寄せられていた。[br] 会見した県感染疫学コーディネーターの大西基喜医師は「行動歴を全部把握していないが、関東地方で感染したのだろう」との見方を示した。帰省の際に利用した新幹線や在来線車内で感染した可能性は低いとした。[br] 男性は発熱の症状があるが軽症で、今後県内の指定医療機関に入院する予定。[br] 県は、帰省者に対する心ない言動が見受けられるとして、思いやりの気持ちを持って受け入れるよう、県民に呼び掛けた。