【新型コロナ】米軍三沢基地内で軍関係者1人陽性

三沢市は10日、米国発の米政府チャーター機で米軍三沢基地を訪れた軍関係者1人から、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。米軍は感染者の所属など詳細を明らかにしていないが、市によると、感染者を含む関係者全員は到着後、基地外に出て.....
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 三沢市は10日、米国発の米政府チャーター機で米軍三沢基地を訪れた軍関係者1人から、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。米軍は感染者の所属など詳細を明らかにしていないが、市によると、感染者を含む関係者全員は到着後、基地外に出ておらず、他の基地関係者との接触もない。小桧山吉紀市長は「基地での行動制限手順を順守していたとのことで、基地内外への感染拡大の可能性は低いと考えている」とのコメントを出した。[br] 市は10日午前、三沢防衛事務所を通じて基地側からの情報を受けた。基地内で軍関係者の感染が明らかになったのは7月10日以来。基地内では21日以降、3人の感染が公表されていたが、8月5日時点でゼロになった。[br] 市によると、感染者は到着後、基地内で14日間隔離。来日する軍関係者に義務付けられている行動制限解除に当たってPCR検査を受け、10日に陽性と判明した。[br] 米軍は感染者の体調や症状を明らかにしていない。感染者らが基地に着いた日時も不明だが、隔離開始から検査まで14日間を要したことから、7月27日までに到着していたとみられる。[br] 市は10日午後、緊急の市感染症対策本部会議を開き、情報を共有。情報メールなどを通じて市民に周知した。