「カワトク八戸」が10日で閉店、売り上げ低迷が要因か

10日で閉店する「カワトク八戸」=4日、八戸市
10日で閉店する「カワトク八戸」=4日、八戸市
百貨店の川徳(盛岡市)が八戸市十三日町で運営する「カワトク八戸」が10日をもって閉店することが4日、関係者への取材で分かった。閉店理由について同社の担当者は「諸般の事情」とするが、新型コロナウイルスの影響などによる売り上げ低迷が要因とみられ.....
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 百貨店の川徳(盛岡市)が八戸市十三日町で運営する「カワトク八戸」が10日をもって閉店することが4日、関係者への取材で分かった。閉店理由について同社の担当者は「諸般の事情」とするが、新型コロナウイルスの影響などによる売り上げ低迷が要因とみられる。ただ、閉店後も川徳の社員は八戸市に常駐し、外商活動は継続する方針。[br] 同店は青森県南地方の外商活動とカタログ販売などの拠点として、2015年4月にオープン。法人と個人向けの外商と一般顧客向けの店舗販売を軸とする小型店で、岩手県外では初の出店だった。[br] 店内では全国の銘菓やタオルや食器といったリビング用品などを中心に販売。特に同市内の小売店では取り扱いの少ない岩手県の伝統工芸品や特産品などを販売し、他店との差別化を図ってきた。[br] ただ、店舗の売り上げが当初の想定より伸び悩み、今年に入って新型コロナによる外出自粛などの影響を受けた格好。開店から約5年半で店舗営業を終了することを決めた。[br] 同社担当者は取材に「(売り上げ回復に向け)てこ入れを図ったが、さまざまな事情を考慮して閉店することになった。これからも八戸市での営業活動は続けていく」としている。10日で閉店する「カワトク八戸」=4日、八戸市