再処理工場(六ケ所)工事本格化に向け、日本原燃が決起集会/労働災害防止や事故ゼロ誓う

災害ゼロを誓う日本原燃と協力会社の社員=3日、六ケ所村の日本原燃
災害ゼロを誓う日本原燃と協力会社の社員=3日、六ケ所村の日本原燃
使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の安全対策工事の本格化に向け、日本原燃(増田尚宏社長)は3日、再処理事業所内で決起集会を開き、社員ら約300人が工事中の労働災害防止や事故ゼロを誓った。 決起集会には、同社と協力会社90社の社員が出席。冒.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の安全対策工事の本格化に向け、日本原燃(増田尚宏社長)は3日、再処理事業所内で決起集会を開き、社員ら約300人が工事中の労働災害防止や事故ゼロを誓った。[br] 決起集会には、同社と協力会社90社の社員が出席。冒頭、宮越裕久(ひろひさ)再処理事業部長が「これまで以上に安全な運転、保守に努めるとともに、トラブルや労働災害を絶対に起こさないという強い覚悟を持つ必要がある。全ての安全を確保し、工場の竣工を無災害で成し遂げよう」と呼び掛けた。[br] この後、協力会社を代表し、三菱重工業六ケ所建設事務所の堀場知光総合所長ら2人が、安全最優先で工事に取り組むことなどを決意表明。最後に全員で「ゼロ災で行こう。よし」と唱和した。[br] 原燃は工場の完工目標を2021年度上期としている一方、安全対策工事の着手に必要な詳細設計の認可(設工認)の審査期間を踏まえ、全体の工事期間を精査している。災害ゼロを誓う日本原燃と協力会社の社員=3日、六ケ所村の日本原燃