久慈国家石油備蓄基地で不審者侵入想定の警備訓練/関係機関との連携など確認

訓練で不審者を取り押さえる久慈警察署員
訓練で不審者を取り押さえる久慈警察署員
日本地下石油備蓄久慈事業所(山口信弘所長)と久慈警察署(熊谷秀一署長)は27日、久慈国家石油備蓄基地で、不審者の侵入を想定した警備訓練を行い、関係機関との連携や不審者への対応を確認した。 基地関係者や署員約20人が参加。不審者が侵入したとの.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 日本地下石油備蓄久慈事業所(山口信弘所長)と久慈警察署(熊谷秀一署長)は27日、久慈国家石油備蓄基地で、不審者の侵入を想定した警備訓練を行い、関係機関との連携や不審者への対応を確認した。[br] 基地関係者や署員約20人が参加。不審者が侵入したとの想定で、詳細な情報を事前に伝えず参加者が臨機応変に対応する「ブラインド訓練」として実施した。[br] 同事業所の職員は、不審者の侵入を受けて110番通報。基地内をうろつく不審者の行動を確認し、警告を続けた。その後、署員が駆け付け、刃物を取り出した不審者を包囲して刺股(さすまた)で取り押さえた。[br] 山口所長は「臨場感ある良い訓練ができた」と総括し、「訓練以上のことはできない。日頃からあらゆる場面を想定して行動したい」と話していた。訓練で不審者を取り押さえる久慈警察署員