地元の豊かな食に理解深める 東通小4年生

東通村近海で水揚げされた魚を見学する児童
東通村近海で水揚げされた魚を見学する児童
東通村立東通小(氣仙宏校長)の4年生46人が9日、同村野牛の村生産物等直売所を訪問。村近海で水揚げされた鮮魚などを見学し、地元の豊かな食に理解を深めた。 同校の4年生は毎年、総合的な学習の時間を活用し、「東通村の食」について学習している。こ.....
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 東通村立東通小(氣仙宏校長)の4年生46人が9日、同村野牛の村生産物等直売所を訪問。村近海で水揚げされた鮮魚などを見学し、地元の豊かな食に理解を深めた。[br] 同校の4年生は毎年、総合的な学習の時間を活用し、「東通村の食」について学習している。この日は直売所のほか、村営牧場と尻労漁港も訪れた。[br] 直売所は2004年にオープンし、4~11月の毎月9、19、29日に営業している。児童は旬のキタムラサキウニ、マトウダイ、アイナメ、サバといった鮮魚類や山菜などの商品をカメラに収めていた。[br] 村の漁業の特色について説明した村経営企画課商工観光室の宮本憲明室長からは、村内には太平洋と津軽海峡の二つの漁場があること、沿岸線65キロに七つの漁港と九つの漁協があり、水産業が盛んなことなどを学んでいた。[br] 児童たちは今回の学習成果を班ごとにまとめ、新聞を作成する予定。中山莉緒さん(9)は「ウニのトゲが身を守るためにあるということが分かり、勉強になった」と感心していた。東通村近海で水揚げされた魚を見学する児童