米軍三沢基地内のコロナ感染受け、情報開示求める/三沢市長が防衛省などに

米軍三沢基地で新型コロナウイルスに感染した複数の軍関係者が確認された問題で、三沢市の小桧山吉紀市長は3日、防衛省で河野太郎防衛相と面会し、人数などの情報開示を米軍側に申し入れるよう要望した。河野氏は非公開の懇談で「しっかり話す」と応じ、国と.....
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 米軍三沢基地で新型コロナウイルスに感染した複数の軍関係者が確認された問題で、三沢市の小桧山吉紀市長は3日、防衛省で河野太郎防衛相と面会し、人数などの情報開示を米軍側に申し入れるよう要望した。河野氏は非公開の懇談で「しっかり話す」と応じ、国と地元の情報共有を緊密に進める考えを示したという。[br] 米国防総省は安全保障上の理由から、世界展開する基地や部隊の感染者数を公表していない。小桧山市長は、特に市内在住の日本人基地従業員への影響を懸念した上で「情報開示の限界が市民に不安を残したままになっている」などと伝える文書を手渡した。[br] 面会後の取材に、小桧山市長は「われわれが困っていることを国も理解してくれ、誠意を感じられた」と評価した。この日は外務省で若宮健嗣副大臣にも同様の要望を行った。