災害時と平時の協力協定を締結/三戸町とサンデー(八戸)

署名した協定書を掲げる松尾和彦町長(右から2人目)と川村暢朗社長(同3人目)=1日午前、三戸町役場
署名した協定書を掲げる松尾和彦町長(右から2人目)と川村暢朗社長(同3人目)=1日午前、三戸町役場
三戸町と、東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市、川村暢朗社長)は1日、災害時の支援協力と平時の町民見守りに関する二つの協定を締結した。災害時協定には新型コロナウイルスの対策物資調達を盛り込み、平時の情報共有と合わせ、地域の安全.....
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 三戸町と、東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市、川村暢朗社長)は1日、災害時の支援協力と平時の町民見守りに関する二つの協定を締結した。災害時協定には新型コロナウイルスの対策物資調達を盛り込み、平時の情報共有と合わせ、地域の安全、安心を強化する。[br] 災害時協定では、地震や風水害が発生した際、町が同社から優先的に物資供給を受け、避難所運営や業務継続に役立てる。新型コロナに対してはマスクや防じん服などの確保を図る。[br] 平時協定は、同社が商品配達や住居補修などを請け負うサービス「SUN急便」の中で、対面した町民の見守りのほか、道路や施設の異常に関する情報を町に提供する。[br] 同町役場で開かれた締結式で、川村社長は「必要な時、必要な物を必要な量届けられるようにする。住民の見守りを含め、一歩進んだ地元密着に取り組みたい」と意欲を強調。[br] 松尾和彦町長は「町内事業者の協力に今回の協定を加え、地域の安全を守る態勢を前進させたい」と話した。[br] 同町が民間事業者、団体と協力協定を結ぶのは災害時が7例目、平時は2例目。一方、同社側が自治体と結んだ協力協定は災害時が27例目、平時は5例目となった。 署名した協定書を掲げる松尾和彦町長(右から2人目)と川村暢朗社長(同3人目)=1日午前、三戸町役場