梶山経産相が三村知事、立地4市町村長と会談「責任あるエネルギー政策進める」

三村申吾知事(右)と会談する梶山弘志経済産業相(左)=30日、青森県庁
三村申吾知事(右)と会談する梶山弘志経済産業相(左)=30日、青森県庁
梶山弘志経済産業相は30日、青森県内の原子力施設を視察するため、就任後初めて来県した。同日は県庁で三村申吾知事と会談し、「原子力、核燃料サイクル政策を含め、責任あるエネルギー政策を進める」と強調した。 冒頭、三村知事は▽新型コロナウイルスの.....
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 梶山弘志経済産業相は30日、青森県内の原子力施設を視察するため、就任後初めて来県した。同日は県庁で三村申吾知事と会談し、「原子力、核燃料サイクル政策を含め、責任あるエネルギー政策を進める」と強調した。[br] 冒頭、三村知事は▽新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業への支援拡充、強化▽新型コロナで停滞する県産品の輸出対策▽官房長官ら関係閣僚と意見を交わす核燃料サイクル協議会の開催要請時の協力―の3点を求めた。[br] 梶山氏は国の第2次補正予算で、持続化給付金の対象拡大や家賃補助といった施策を展開したことを紹介。サイクル協議会に関しては「具体的な相談をもらえれば調整する」と応じた。[br] この後、梶山氏はむつ市で原子力施設が立地するむつ、大間、六ケ所、東通の4市町村長と会談。宮下宗一郎市長は「新型コロナの影響が出る以前から立地地域の経済は厳しい状況にあった」とした上で、「住民が安心して暮らせるよう重点的な支援を願いたい」と訴えた。[br] 会談終了後の記者会見で、梶山氏は通常国会後の最初の訪問先に青森県を選んだ理由について、「県や下北4市町村には原子力政策に多大な貢献をしてもらっている」と説明。県と立地地域への新型コロナの影響を把握し、支援をしていく姿勢を示した。[br] 7月1日は使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)、東北電力東通原発(東通村)、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)を視察する。三村申吾知事(右)と会談する梶山弘志経済産業相(左)=30日、青森県庁