64年東京五輪で聖火リレーの青森県第1走者務めた小山内さん、当時のトーチを青森北高に寄贈

1964年の東京五輪の聖火リレーで使用されたトーチを持つ工藤莉里さん=30日、青森北高
1964年の東京五輪の聖火リレーで使用されたトーチを持つ工藤莉里さん=30日、青森北高
1964年東京五輪の聖火リレーで青森県の第1走者を務めた青森市立第一高(現青森北高)出身の小山内道廣さん(75)=宮崎県在住=が6月、当時使用したトーチを同校に寄贈した。 小山内さんは当時、同校陸上競技部の主将。北海道を出発した青函連絡船上.....
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 1964年東京五輪の聖火リレーで青森県の第1走者を務めた青森市立第一高(現青森北高)出身の小山内道廣さん(75)=宮崎県在住=が6月、当時使用したトーチを同校に寄贈した。[br] 小山内さんは当時、同校陸上競技部の主将。北海道を出発した青函連絡船上で聖火を引き継ぎ、青森市に到着後、県庁までの約1・5キロを走った。[br] 青森北高スポーツ科学科2年の工藤莉里(りり)さんが東京五輪の聖火ランナーに選ばれたことを知り、寄贈を申し出たという。[br] 新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪は来年に延期され、聖火リレーの日程が未定になった。それでも、トーチを手にした工藤さんは「(もし走ることができれば)小山内さんの思いを引き継いで走りたい」と誓っていた。1964年の東京五輪の聖火リレーで使用されたトーチを持つ工藤莉里さん=30日、青森北高