八戸市縄文学習館7月から休館へ 旧考古館解体、発掘調査で

八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)は25日、分館である市縄文学習館を7月1日から休館すると発表した。史跡是川石器時代遺跡の第1期整備事業(2018~25年)に基づく工事進行に伴う措置。再開は26年度中の予定で、展示内容もリニュ.....
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 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)は25日、分館である市縄文学習館を7月1日から休館すると発表した。史跡是川石器時代遺跡の第1期整備事業(2018~25年)に基づく工事進行に伴う措置。再開は26年度中の予定で、展示内容もリニューアルする方針だ。[br] 学習館は1994年、中居遺跡の敷地内にある旧是川考古館の隣接地に開館。是川地区の遺跡全般や、発掘に尽力した泉山兄弟の事績を紹介している。[br] 第1期整備事業では旧考古館、旧市歴史民俗資料館を解体し、発掘調査を行った上で盛り土を施す予定。縄文館の担当者は「工事中、学習館の安全・安心な観覧環境が確保できないため、休館を決めた」としている。[br] 休館中は、縄文時代晩期の集落である中居遺跡の様子を詳細に伝える施設として再整備し、再開する予定で、館名の改称も検討している。