【新型コロナ】八戸でもテレワーク関連商品、売れ行き好調/第2波に備え、各店は商品確保に力入れる

テレワークに伴い、需要が高まっているパソコン関連機器。現在は品薄状態は解消されつつあるが、一時は欠品が相次いだ=23日、ケーズデンキ八戸本店
テレワークに伴い、需要が高まっているパソコン関連機器。現在は品薄状態は解消されつつあるが、一時は欠品が相次いだ=23日、ケーズデンキ八戸本店
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワーク(在宅勤務)やオンライン会議が浸透する中、八戸市内の家電量販店やホームセンターで必要な備品の売れ行きが好調だ。パソコン関連機器やパソコンデスクなど家具の需要も高まり、中には品切れする商品も。緊急.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワーク(在宅勤務)やオンライン会議が浸透する中、八戸市内の家電量販店やホームセンターで必要な備品の売れ行きが好調だ。パソコン関連機器やパソコンデスクなど家具の需要も高まり、中には品切れする商品も。緊急事態宣言の解除に伴って現在は徐々に品薄状態は解消されつつあるが、秋以降に予想される新型コロナの第2波、第3波に備え、各店とも商品確保に力を入れる構えだ。[br] 八戸市沼館4丁目のケーズデンキ八戸本店では、国の緊急事態宣言発令を踏まえ、4月下旬ごろからテレワークに必要な機器を買い求める客や問い合わせが増加。中でもオンライン会議などで使用するヘッドセット(ヘッドホンとマイクが一体になった機器)やパソコンに取り付けるウェブカメラは一時在庫切れとなり、発注をしても入荷が見通せない状況になった。同店担当者によると、無線ルーターやマウス、キーボードなども例年に比べて動きがあったという。[br] 現在は一部のウェブカメラを除いて商品供給は戻ってきたが、大学などでオンライン授業が増えたことに伴い、ノートパソコンやタブレット端末は品薄の状態が続く。人気のプリンターは入荷まで数カ月待ちの商品も。ステイホームに合わせ、ゲーム用のヘッドセットの問い合わせも多いという。大坂清店長は新型コロナの再拡大を見据え、「ニーズに応えられるようアイテム数を増やすなどして対応していきたい」と話す。[br] 家具もテレワーク関連の商品が好調だ。東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)では、パソコンデスクやオフィスチェアなどの売り上げが大きく伸長。同社経営企画室によると、家具類の売り上げは前年4~6月に比べて2倍近くに上る商品もあるという。[br] 担当者は「新生活の需要と重なったこともあるが、テレワーク関連商品に消費者の関心が高まったためではないか」としている。テレワークに伴い、需要が高まっているパソコン関連機器。現在は品薄状態は解消されつつあるが、一時は欠品が相次いだ=23日、ケーズデンキ八戸本店