372年ぶり、夏至に「部分日食」 八戸で観望会 

欠け具合が最大を迎えた太陽=21日午後5時4分、八戸市児童科学館から撮影(減光フィルター使用)
欠け具合が最大を迎えた太陽=21日午後5時4分、八戸市児童科学館から撮影(減光フィルター使用)
太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が21日、全国各地で観測された。同日は1年で最も日が長い「夏至」で、日食と重なるのは1648年以来、372年ぶり。八戸市内で行われた観望会では、親子らが壮大な天体ショーを楽しんだ。 部分日食は昨年12月以.....
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 太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が21日、全国各地で観測された。同日は1年で最も日が長い「夏至」で、日食と重なるのは1648年以来、372年ぶり。八戸市内で行われた観望会では、親子らが壮大な天体ショーを楽しんだ。[br] 部分日食は昨年12月以来。同市類家4丁目の市児童科学館では観望会が行われた。[br] 日食は午後4時13分にスタート。訪れた市民は、日食用遮光グラスを通し、ゆっくりと太陽が欠けていく様子を観察した。同5時4分、この日最大となる3割が欠けた状態になった後も、時間を忘れて満ちていく太陽を見つめていた。[br] 市立新井田小5年の八森龍之介君(11)は「思った以上に欠けていて見応えがあった」と喜んでいた。[br] 次に日食が東北地方で観測できるのは2030年6月1日。欠け具合が最大を迎えた太陽=21日午後5時4分、八戸市児童科学館から撮影(減光フィルター使用)