【米軍三沢コロナ感染】住民の濃厚接触有無、青森県確認急ぐ

米軍三沢基地内で新型コロナウイルスの感染が確認された問題で、青森県は基地内に出入りする地域住民が濃厚接触していないかの確認を急いでいる。17日時点で、情報を得られておらず、引き続き米軍に情報提供を求める方針だ。 県によると、米軍から県に連絡.....
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 米軍三沢基地内で新型コロナウイルスの感染が確認された問題で、青森県は基地内に出入りする地域住民が濃厚接触していないかの確認を急いでいる。17日時点で、情報を得られておらず、引き続き米軍に情報提供を求める方針だ。[br] 県によると、米軍から県に連絡があったのは17日早朝。広報担当から県危機管理局に「軍関係者で新型コロナの感染が確認され、基地の公式フェイスブックにアップした」と電話があった。県はフェイスブックを確認後、濃厚接触者の有無などの情報提供を求めたが、同日夕までに米軍から連絡はなかった。[br] 濃厚接触者の中に地域住民がいた場合は上十三保健所が疫学調査を行うことになり、県として対応が必要となる。[br] ただ、感染者の性別や年齢を含め詳細が分かっていない。県健康福祉部の奈須下淳次長は「市民に感染の恐れがあるかどうかを知りたいが、情報が少ない」と語った。[br] 日米両政府は2013年の日米合同委員会で、感染症が発生した場合の情報交換に合意しているが、拘束力はない。