八戸市議会、議員定数4減決定 

八戸市議会は15日の市議会定例会で、議員定数の削減に関する条例改正案を上程。賛成多数で可決した。現在32の定数は次期市議選から、4減の28となる。 同日の本会議では、自民・市民クラブ、公明党の2会派の所属議員と無所属の上条幸哉議員との連名で.....
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 八戸市議会は15日の市議会定例会で、議員定数の削減に関する条例改正案を上程。賛成多数で可決した。現在32の定数は次期市議選から、4減の28となる。[br] 同日の本会議では、自民・市民クラブ、公明党の2会派の所属議員と無所属の上条幸哉議員との連名で、定数を28とするための条例改正案を提案。[br] 代表して提案理由を説明した立花敬之議員(自民・市民ク)は「行財政改革、類似都市との比較、市政の将来予測を考慮した」などと強調した。[br] 一方、きずなクラブや新緑・無所属の会、共産党会派は、反対の立場を表明。[br] きずなクは「削減は必要だが30とすべき」、新緑・無所属の会は「適正数の議論が先で4減とするのは時期尚早」、共産党は「削減は市民の理解が得られない」などと訴えた。[br] 採決の結果は賛成18、反対13だった。[br] 市議会の議員定数を巡っては、壬生八十博議長からの諮問を受けた議会改革推進委員会が▽4減の28▽2減の30▽段階的削減▽現状維持―の4案に各会派の意見を集約し、議長に答申。[br] その後、削減という方向性が一致する会派間でも協議を重ねたが、一本化できなかった経緯がある。[br] 昨夏から本格化していた議員定数の削減に関する議論は、同日の条例改正案の可決により終結した。