市出身学生への10万円給付、申請想定対象の36%にとどまる/三沢市

三沢市は15日の市議会予算審査特別委員会で、新型コロナウイルス感染症対策として独自に実施している、大学生や予備校生ら1人につき10万円を給付する事業の申請状況について、想定する対象約850件に対し、12日現在で312件(約36%)、給付決定.....
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 三沢市は15日の市議会予算審査特別委員会で、新型コロナウイルス感染症対策として独自に実施している、大学生や予備校生ら1人につき10万円を給付する事業の申請状況について、想定する対象約850件に対し、12日現在で312件(約36%)、給付決定は226件(約26%)にとどまっていることを明らかにした。5月25日に受け付けを始めて以降、申請の動きは鈍い。[br] 周知について、種市明人教育総務課長は「学生がどの大学などに行っているのかは把握が難しい。ホームページや市広報、市ケーブルテレビで市内に住む保護者に知らせる形を取っている」と状況を報告した。[br] 申請期限は9月30日。小泉厚子教育部長は、学生本人がお盆休みで帰省した際などにも事業について伝わるようにするため、と設定理由を説明。期限を年度内と改めては、との問いには「申請状況を見ながら、検討の一つとして考えたい」と述べた。[br] 一方、市は市内飲食店への一律20万円の助成事業について、今月12日現在で対象の約8割の296件に支給の処理が完了したことを明らかにした。[br] 長根正登産業観光課長によると、事業の対象は355件で、うち309件の申請を受け付けた。