市県民税通知書の一部に誤表記 税金の明細1桁少なく/八戸市

八戸市は12日、主に年金受給者や個人事業主らに郵送される市県民税の納税通知書の一部に誤表記があったと発表した。対象件数は約3万7千件。明細上の誤りで、実際の納税額や納付書に誤りはなかったとしている。 市によると、誤表記となっていたのは、納税.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市は12日、主に年金受給者や個人事業主らに郵送される市県民税の納税通知書の一部に誤表記があったと発表した。対象件数は約3万7千件。明細上の誤りで、実際の納税額や納付書に誤りはなかったとしている。[br] 市によると、誤表記となっていたのは、納税通知書の「税金の明細」の欄。所得割総所得や調整控除などの金額が、いずれも1桁少なく印字されていた。実際に納付が必要な金額に関しては、正しく印字されているという。[br] 印字データを作成するシステムの設定を誤っていたほか、確認作業が不十分だったことが原因。市は、データの入力作業時は十分に確認したが、印字後は、印刷具合の確認が主で、桁が違うのは見落としていた―と説明している。[br] 市は対象者に対し、謝罪文と正しい内容の納税通知書を郵送する。今後は確認作業も徹底し、再発防止に努めると強調した。[br] 同日、市庁で会見した品田雄智財政部長は「市民に多大なご迷惑をお掛けしたことをおわびしたい」と陳謝した。