大間町長選 金澤氏が5選出馬表明

大間町の金澤満春町長(70)は、11日の町議会定例会一般質問で「町の経済、産業振興はまだ道半ば。5期目に挑戦したい」と述べ、任期満了(来年1月18日)に伴う町長選に立候補することを表明した。 宮野昭一議員の質問に答えた。金澤氏は現在計画して.....
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 大間町の金澤満春町長(70)は、11日の町議会定例会一般質問で「町の経済、産業振興はまだ道半ば。5期目に挑戦したい」と述べ、任期満了(来年1月18日)に伴う町長選に立候補することを表明した。[br] 宮野昭一議員の質問に答えた。金澤氏は現在計画している町民の交流や健康福祉増進の拠点となる複合施設整備、消防庁舎移転などの課題を進めることに意欲を示し、「町民が幸せを実感できるまちづくりを目指す」と決意を述べた。[br] 取材に対し、金澤氏は特に力を入れたい事業として産業振興を挙げ、つくり育てる漁業推進や観光を生かしたまちづくりを進める方針を掲げた。[br] 東日本大震災に伴い工事がストップし、町財政や地域経済に影を落とす電源開発大間原発については、早期の工事再開を目指して引き続き国に要望活動を続けるほか、新たな補助金や交付金の制度創設も求めていく考えを示した。[br] 金澤氏は同町出身。大東文化大卒。1976年に町役場入りし、企画調整課長や助役を歴任。2004年の町長選に出馬し初当選した。町長就任以来、初の選挙戦となった前回17年の町長選では、3新人を破り4選を果たした。[br] 町長選に立候補を表明したのは金澤氏が初めて。元町職員の野﨑尚文氏(64)も前回に続いて出馬を検討している。