介護福祉士目指す留学生受け入れへ 光星学院、東北多文化アカデミー(仙台)と協定締結

協定書を交わす法官新一理事長(左)と押谷祐子代表理事=11日、八戸学院大
協定書を交わす法官新一理事長(左)と押谷祐子代表理事=11日、八戸学院大
学校法人光星学院(八戸市、法官新一理事長)は11日、留学生の日本語教育などを手掛ける一般財団法人東北多文化アカデミー(仙台市、押谷祐子代表理事)と連携協定を締結した。介護福祉士を目指す留学生の受け入れ拡大を目指す。 同アカデミーは2010年.....
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 学校法人光星学院(八戸市、法官新一理事長)は11日、留学生の日本語教育などを手掛ける一般財団法人東北多文化アカデミー(仙台市、押谷祐子代表理事)と連携協定を締結した。介護福祉士を目指す留学生の受け入れ拡大を目指す。[br] 同アカデミーは2010年、将来の少子高齢化を見据え、日本での就職を志す留学生らの支援を目的に設立。日本語学校を運営する傍ら、国内外の大学機関と提携し、留学生の進学先のマッチングなどを行う。[br] 光星学院は18年、フィリピンに「八戸学院カーテル高校」を開設するなど、海外へ目を向けて福祉分野の人材育成に力を入れており、留学生の受け入れ拡大や語学力向上を図るため、今回の連携を決めた。青森県内では初の試み。[br] 受け入れ先は系列の八戸学院大短期大学部介護福祉学科(定員40人)で、早ければ22年度以降、毎年20人程度を想定。学業指導や経済的支援などに当たる。[br] 同大で11日、締結式が行われ、法官理事長と押谷代表理事が協定書を交わした。法官理事長は「介護人材の需要が高まる半面、同科は定員割れが続いている。海外の優秀な人材が安心して学べる環境を整え、地元の期待に応えたい」と意欲を示した。協定書を交わす法官新一理事長(左)と押谷祐子代表理事=11日、八戸学院大