洪水浸水想定区域公表 明神川(おいらせ)約5倍拡大/青森県

青森県は10日、県管理の11河川について、想定される最大規模の降雨で氾濫した際の浸水区域を示した「洪水浸水想定区域」を指定し公表した。県南地方は明神川水系明神川(おいらせ町)、高瀬川水系古間木川(三沢市)、脇野沢川水系脇野沢川(むつ市)の3.....
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 青森県は10日、県管理の11河川について、想定される最大規模の降雨で氾濫した際の浸水区域を示した「洪水浸水想定区域」を指定し公表した。県南地方は明神川水系明神川(おいらせ町)、高瀬川水系古間木川(三沢市)、脇野沢川水系脇野沢川(むつ市)の3河川。関係市町村は、これを基に洪水ハザードマップを作成する。今回で対象の全37河川の指定が完了した。[br] 2015年の水防法一部改正で、従来の計画規模降雨(100年に一度の発生確率)に加え、想定最大規模降雨(千年に一度の発生確率)を反映させた区域を指定することになった。[br] 洪水浸水想定区域は、明神川が338ヘクタールで、従来の規模より約5倍拡大した。区域内には百石小や百石高、石田温泉病院などが含まれる。初めて対象河川となった古間木川は18ヘクタールで、三沢駅の線路沿いが主な浸水範囲。脇野沢川は33ヘクタールで13ヘクタール広がった。 想定される最大水深は、明神川がおいらせ町堤田で3・9メートル、古間木川が三沢市三沢猫又で4・1メートル、脇野沢川がむつ市脇野沢田ノ頭で3・1メートル。[br] 洪水浸水想定区域は、県のホームページで確認できる。