御所野愛護少年団結成20周年 活動継続へ意識新たに/一戸南小

真新しい帽子をかぶり、御所野遺跡の清掃活動に励む児童
真新しい帽子をかぶり、御所野遺跡の清掃活動に励む児童
一戸町立一戸南小(飯岡竜太郎校長)の児童でつくる「御所野愛護少年団」の結成20周年記念品贈呈式が5日、同校で開かれた。記念品として町教委から児童に青い帽子100個が贈られ、御所野遺跡の世界遺産登録に向けて活動に一層励むことを誓った。 愛護少.....
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 一戸町立一戸南小(飯岡竜太郎校長)の児童でつくる「御所野愛護少年団」の結成20周年記念品贈呈式が5日、同校で開かれた。記念品として町教委から児童に青い帽子100個が贈られ、御所野遺跡の世界遺産登録に向けて活動に一層励むことを誓った。[br] 愛護少年団は学区内にある同遺跡を大切にしようと、1999年5月に結成された。3~6年生の団員が遺跡での体験学習や植栽、清掃、ガイドや修学旅行先でのPR活動を展開。2018年度には、環境保全に顕著な功績があった個人・団体をたたえる環境大臣表彰を受けた。[br] 昨年度20周年を迎えたが、今年3月に予定していた式が新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。[br] 同日の式には、全校生徒94人と歴代の校長らが出席。中嶋敦教育長から帽子を手渡された団長の6年大山誓那(せな)君は、「世界遺産登録まであと一歩のところに来ている。最後の一歩を全力で応援したい」とお礼の言葉を述べた。会場の体育館には20年間を振り返るパネルも掲示された。[br] 生徒たちはこの後、早速真新しい帽子をかぶり、同遺跡に移動して清掃を実施。竹ぼうきを使って沿道の土ぼこりを払うなど環境美化に努めた。真新しい帽子をかぶり、御所野遺跡の清掃活動に励む児童