被告、起訴内容大筋認める 八戸・河原木ひき逃げ初公判

八戸市河原木の市道で3月、男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(救護義務)の罪で起訴された、同市尻内町下平添、土木作業員高田淳被告(43)の初公判が8日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)で.....
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 八戸市河原木の市道で3月、男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(救護義務)の罪で起訴された、同市尻内町下平添、土木作業員高田淳被告(43)の初公判が8日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)で開かれた。罪状認否で高田被告側は起訴内容を大筋で認めた。[br] 検察側は冒頭陳述で、高田被告が事件当時、制限速度を超える時速84~94キロで走行していた上、男性と衝突した際にフロントガラスが割れるなど大きな衝撃音があったにもかかわらず、その場から立ち去って帰宅したと指摘。証拠調べでは男性の妻の調書を読み上げ、厳罰を求めた。[br] 高田被告は乗用車の速度について「時速94キロは出ていないと思う」と話したが、弁護側は起訴内容をおおむね認め、成否については争わない姿勢を示した。[br] 起訴状によると、高田被告は3月28日午前1時ごろ、同市河原木前谷地の市道で乗用車を運転中、歩行中の男性=当時(28)=をはねて必要な救護措置を取らず死亡させた上、警察へ申告しなかったとしている。[br] 次回公判期日は未定。